猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

鏡を見て思った。……なんだか、ひどいな。激しい自己嫌悪に襲われるよ。でも自己嫌悪もいやだなあ。だって、自己嫌悪している自分を見てる自分もまた嫌悪感を抱いているようだし。この嫌悪の連鎖はどこまでも続いていそうで、目眩がする。

ぼくは作家だが。今朝、何か間違いから一日独裁者になった。早速、おふれを出した。批評家ども全員を百叩きの刑に処す!しばり首にはしなかった寛大な処置を国民は讃えるであろう。銅像だって立つかもしれない。

ひときわ明るい月の夜だった。まん丸の月は二重にぼやけ、ぼくは目をこすった。連れていた柴犬のシロもやはり目をパチクリしていた。「まるで、でっかい尻だ」と1人ごちた、その時だ。ぷぅ、という音が響いた。ぼくとシロは互いの顔を見て、それからまた空を見上げた。