猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 執筆につまったクマは麦わら帽子をとると散歩に出かけた。ふと入道雲を見上げ「空には何も書かれてはいない」と呟いた。ただ何となく。するとパチリと写真をとられた。何だろう?と思いつつ部屋に帰りPCを見ると「空には何も書かれてはいない」が今日のベスト呟きに選ばれていた。
  • 彼女の手は小さくて少しひんやり。ときどき理由もなく、ぎゅっとしたくなる。僕は言う。「僕らの手って少し似てるよね」彼女は知らん顔。バーゲンセールの値札とかを眺めている。「ほら、指だって5本だし」……8月、モールのベンチにて。
  • ホラー映画を見た。内容はいかにもB級。暗くした部屋で僕は大あくび。全然、面白くない。でも隣に座った女の子が、まじに怖がっている様子を見るのは少し楽しい。……でも誰だろう?なんか足もとが透けて見えるんですけど。
  • 自分探しの旅に出た。そして見つけた。自分と出会ったのだ。びっくりー。ぼくらはハモって言った。「こりゃ、近いうちに死ぬかもね」
  • 鏡と瞳と美人。鏡は恐ろしい。禍々しい物語に引き込まれそうな気がするから。だが人の瞳はそれ以上の何かだ。人の目は恐ろしい。でも美人さんは、それらと相性がいい。美人さんは鏡と人の視線よって彫刻されたのではないか?「鏡<瞳<美人」の順番で恐ろしい。