猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

メモ ジャックとドラゴン

ジャックは森を走っていた。何者かから逃げているらしかった。ジャックは南瓜。南瓜といっても目も口もあり、ようするに南瓜お化けなのだった。山の中腹に洞穴があって、入るとドラゴンがいた。竜はお茶好きの竜だった。
ジャックと竜がドラゴンティーを飲んでいると、洞穴の入り口から手が入ってきた。とても大きな手だ。ジャックと竜は裏口から逃げ出した。巨大な手の持ち主は、巨大な少女。アリスだった。翼を広げた竜の足につかまりジャックは、すんでのところでアリスの手を逃れた。
夜がきて竜が火をふきかると、ジャックの目と口から明かりがもれた。高い山のてっぺんでジャックと竜は、巨大アリスの恐怖について語りあった。瞬く星の下で竜はいった。「奇妙なことだけどアリスがもっと大きくなってくれたら、我々も安心なのにね」