猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 飼い主は言う。猫は呑気でいいね、って。私は聞き流す。忙しくしてくれって私が頼んだ訳じゃない、とか反論はしない。猫だからね。
  • 彼は火花。何も見えなかった。自分が眩しすぎて。命が尽きると真っ暗で。ただそれだけ。……線香花火をしてる少女の遙か上空、夏の星座の片隅で、
  • 本を読んでいたら交差点占いっていうのがあると知った。ともかく交差点に立って道行く人の言葉に耳を傾け、偶然聞こえてきたフレーズが天啓っていうか、指し示された道っていうか、運命だよ、みたいな話だった。時間もあったし早速、部屋を出て交差点に立ってみた。……でも道を行くのは車ばかり。たまに歩行者が歩いてきても誰も何も言わない。それに黙って立っていると、なんなんだ、こいつは?みたいな目で見られている気がしてぼくは落ち着かず、えっと、待ち人はまだかなぁー、みたいな演技を始めたり。……いい加減イヤになってきて、もう帰ろうとしたとき。黒猫がきたのだった。信号が青になったとき黒猫は影のように、さっと横断歩道を走ってきた。黒猫はぼくを見上げると、ニャーとなき、やはり影のように立ち去っていったのだった。だから?……今日ぼくの運命は、ニャー。