猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 空から女の子が降ってきた。ぼくらは空を見上げた。もうそんな季節か。女の子は降り積もり。明日は一面、女の子景色かもしれない。
  • タイプした原稿に目を落とし「ダメだな」と作家は呟いた。彼女が去ってから彼はスランプ。それともスランプになったから彼女は去ったのか。彼には分からない。分かるのはダメだって事だけだ。突然、原稿をびりびりに破くと彼は笑い出した。「アハハハ見ろ、原稿がゴミのようだ!」
  • 「キスをするとき鼻は邪魔にならないの?」っていう有名な台詞がある。試してみれば分かるっしょ、って感じで映画では解決されていた。……いまぼくが心配してるのは、眼鏡は邪魔にならないの?って事だ。眼鏡の方同士だとどうしても、フレームがぶつかるだろうな、というのがぼくの予想。
  • 家を出る日、母が言った。「これだけは持っていきなさい」それはアイスボックスだった。僕は黙って受け取った。いい争いは面倒だし。一人になって開けてみると、雪だるが入っていた。僕が昔、初めて作った雪だるま1号。製造年月日のメモまでついている。我が母の物持ちの良さよ。
  • お腹いっぱいになると不機嫌になる人もいるらしい。理由は美味しいものがそれ以上、食べられないからだそうだ。人はそれぞれ。僕はいい匂いがしてくると憂鬱になる。一階の住人が料理を始めた証拠だ。僕は窓を閉める。この部屋に入ってくるなっ!…って思う。いくらいい匂いでも。
  • 何時の日か「ずれない図形」というタイトルで、小説を書いてみたいものだ。