2014-08-06 こんな話しかいた 短い話 大切にしたい名前についていえば、少し秘密にしたくなる。その名があまり礼儀正しくない連中の口にのぼり、手垢にまみれるのを見るのは、いささか。流れにかかる橋を渡り。大切な本なら、胸に抱いていくがいい。 だけど、これには異論もある。他ならぬ、その本から。本は秘密を嫌う、って書いてあるのだ。