まんが 推敲ちゅう
夜着
「夜着ひとつ祈り出して旅寝かな 芭蕉」
ネットで読んだのだが。旅先で胃痛がきたらしい。でも翌日には回復して詣でたお寺に感謝して詠んだ句だよ、って書いてあった。元禄4年10月、蓬莱山詣での出来事らしい。
「夜着に寝てかりがね寒し旅の宿 芭蕉」
って句もあるらしい。 「かりがね」ってなんだろ、って思ったら。「雁(かりがね)」。「かりがね寒き」は「雁が渡ってくる頃の寒さのこと」「秋」って書いてあった。へえ。
「夜着ハ重し呉天に雪を見るあらん 芭蕉」
玉屑の詩の一節「笠重呉天雪 鞋香楚地花」って漢詩をリスペクトして詠んだ句。「呉天」は「呉国の空」で、都からも遠い異郷の空って意味だよ、って書いてあった。虚栗調(みなしぐりちょう)時代(?)の句らしい。
参考にしたページ ※リンクしかたが拙く申し訳ねっす
夜着ひとつ祈り出して旅寝かな
http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/byoki.htm
夜着ハ重し呉天に雪を見るあらん - 言葉の泉
http://blog.goo.ne.jp/rurou_2005/e/5c129321f76e0707665206b73fa62ea7