「午後8時45分ジュネーブ発パリ行きの列車」 メモ

「午後8時45分ジュネーブ発パリ行きの列車」って面白いな、と思った。
ウッキペディア「テセウスの船」のページを見ていたのだった。「同一」ってどういう意味？みたいな話なのだけど。話の発端というか、ひとつの具体例として、「テセウスの船」や「午後8時45分ジュネーブ発パリ行きの列車」が登場するのだった。
例え話の趣旨からいえば、べつに「テセウスの船」や「午後8時45分ジュネーブ発パリ行きの列車」である必要もなかったんだけど。他ではないこの固有名詞が有名になって。任意のサンプルとは、ちょっと違った感じになるのだった。本題とはなんの関係のない箇所で、へんな手触り？みたいのがある気がして、面白かった。
テセウスの船 - Wikipedia

「シュレーディンガーの猫」にも似た趣がある気がする。この思考実験によってシュレーディンガーさんが何を言わんとしてたか、は横に置いといて。べつに猫でなくても良かった気がする。シュレーディンガーの犬でも、シュレーディンガーのラットでも、シュレーディンガーのゾウでも。思考実験の帰結？には影響しないでしょう？でも。シュレーディンガーさんはなぜか「猫」を選び、今更「猫」以外のものを持ってくる理由もなくて。
早押しクイズでも「シュレーディンガーの」といえば、「猫」が答えになるのだろう。
シュレーディンガーの猫 - Wikipedia