猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

オンランブックつくった!

BCCKSって所でオンランブックをつくった。短いはなしをまとめた。縦組みを選んで。タイトルは「海のトランペット吹き」にした。
出来て、うれしい。へへへ。
  

海のトランペット吹き』 仮成彦熊著

こんな話かいた

夢の話は面白くない、という場合も多い。テレビの話も同じ。たとえば山道を歩いていたら山桜が咲いていました。立ち止まって俳句をよみました。っていうのはいい。全然かまわない。でもそれが夢の中の話だったり、テレビに映った桜の話だったとしたら?一句、詠まなくてもいいかなあ、って思うんじゃなかろうか。
 
こんなテレビ番組の夢をみた。
何かを作ってる番組だった。材料は直径30センチほどの丸い形のダンボール。その一枚を作務衣姿のおじさんが手にとり、スチームにあててから、プレス機にかけるのだった。プレス機は足踏み式で、おじさんが踏んでいる。するとダンボールは帽子みたいな形になるのだった。帽子の形をしたダンボールが沢山できる。

次に帽子型のダンボールにまたスチームにあて、もう一度、プレス機にかける。凹凸の部品がかわっていて。位置をずらしながら、おじさんが足踏みしていくと、金魚鉢のような形になるのだった。金魚鉢の形をしたダンボールが沢山できる。

金魚鉢型のダンボールにまたスチームにあて、今度は布が巻かれた丸い台座に被せる。そしてやはり布をまいた木槌でトントンと叩いてゆくと、てるてる坊主の形になるのだった。乾かして白く塗り、筆で顔を描けば。ダンボール製てるてる坊主の出来上がり!

ダンボール製てるてる坊主を並べ神主さんが微笑んでいる。
作務衣姿のおじさんが神主さんで。ダンボール製てるてる坊主を作っていたのは、****神社社務所の土間だった。 近所に住むお姉さんがリポーターをやってて、おはようございます、って挨拶してる。彼女は言う。いま私は****神社にきています、気持ちの良い朝です、見てください、雲ひとつない空、緑がいっぱいです。

で。ぼくは思ったのだった。いいと思うけど。あのてるてる坊主は売ってるの?なんのご利益があるのだろう?やっぱ晴天祈願?
  
  

こんな話かいた

草原で近づく2頭。象が歩む足音は、
どんふぁん、どんふぁん、と響いた。
一頭が長い鼻を伸ばし、息をふきかけると。
すました方の、長いまつ毛の先が揺れて。
大きな耳の裏でも、風がおき。
蝶がでてきました。
>< 
 
 
 
 

iPad グットモーニング

今週のお題「愛用しているもの」
 
愛用しているものは、iPad です。だいぶ前の旧型ですが愛着もあります。

 
名前もつけています。グットモーニングです。挨拶もします。グットモーニングに、グットモーニング!

 
調子の悪いときもあります。グットモーニングせいか、アプリのせいか、あるいはユーザーの使い方が悪いのか、わかりかねますが。お絵描きの途中でおちることがあります。レイヤーを沢山を使い、細かいグラデーションを描き終えた直後にそうなると。あー、ってなります。

 
でも、ごくたまにです。きほん我々は幸福な関係にあるといえるでしょう。グットモーニングはいいやつです。


Apple Pencil が使えるという iPad Pro が気になってもいますが。

 
  
  

こんな話かいた

レールの上を走っているようだった。知ってる景色を背景にして、知っている事件が起きる。そして虹。
 
世界の秘密は知らなくても、この次に起こることは知っているので、私は賢く振る舞うことができるのだった。よっぽどの不注意をしない限り、悲惨なことにはならない。けれど結末はいつも、微妙に違っていた。つまり。
軌道は一本道ではない?どこかで分岐したか、軌道から離れたかしたのだろう?
 
もう何千回、眺めたかも分からない景色の流れの中で、私は注意深くあろうとした。ずっと見知っているような眺めだけど、どこかの時点で少しだけ違うことをしたり、違うことが起きりして、違う場所へと私はたどり着いているはずなのだ。
でも分からなかった。終わったあとになって、また、ちょっとだけ違ったな、って思うのだ。

結局、道中が知りたいのだ、といいつつも。始めたからにはより良い結末を求めることはやめられないのであり、立ち止まるということすら私には出来ないようなのだった。
 
もう何万回、眺めたかも分からない景色の流れの中で、より注意深くあろうとしたけど。やっぱり分からなかった。空に虹がかかり、あの虹の端っこが気になる、ってまた思った。
 
 
 
 
  

こんなマンガかいた


その日、パンダは純こめ酒を買った。とっても、おいしい、って月間裏山でも紹介されてたよ、と書いてあった。値段は1200ドングリ。お高くはない、とパンダは思った。
 

その日の夕食。さっそくパンダは純こめ酒を飲んだ。しかし。ササ飯には合わないお味だった。
 

ササ料理の料理酒に使おう、ってパンダは思った。 
おわり。><
 
 
 
 
  

こんな句よんでた

大口をあけて潰れた南瓜かな

初めてジャック・オー・ランタンを作ったとき。ナイフでジャックの口を大きく開けた。その方がかっこいい気がしたからなのだが。三日もすると南瓜は張りを失いジャックの口は、くたぁ〜と閉じられてしまった。ジャック・オー・ランタンを作るときは、口を大きくし過ぎない方が良いよ……っていう2012年によんだ句である。