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猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

おもしろい文章の書き方

ぽえむ

「おもしろい文章の書き方」なら、むかし先生から教わった。先生によれば面白いことを書くためには、まず書き手自身が面白いと思わねばならないそうだ。そうして面白いという感情はどこから沸いてくるかといえば、ただ「面白い」と口にすることによってである。
であるかして「おもしろい文章の書き方」ステップ1は、まず特定のテーマに関連ありと思うこと、すべてについて。「○○を見て面白かった」「××を聞いて、面白かった」という形で書き出すことである。「○○は、面白かった」という記述は多ければ多いほど良い。しかしながら読み返してみれば、ただちに分かることだと思われるが、こうした文章はまあ面白くない。いろいろ面白くない要素はあるだろうが、なにが面白くないと言って、「は面白かった」という言葉があまりにも沢山くり返されて、五月蝿いとしか思えない、ということがイの一番に指摘されることだろう。
ゆえに「おもしろい文章の書き方」ステップ2は、「〜〜は面白かった」という文章の「は面白かった」という部分をすべて削除することになる。これらのステップを踏むことによって、いわば面白い事柄だけが蒸留される。面白い文章が書けること間違いなし!少なくとも主観的には。──と先生は述べておられたのだった。遠い思い出。