猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

  • 王様は窮屈な服なんか嫌いだった。そこで一計を案じ「見えない服計画」を実行したのだった。首尾は上々。退屈な公式行事でも、王様は思い切り裸んぼうを満喫したのだった。……しかし。子供って保守的だな、というのが王様の感想だった。
  • ノックの音がした、と多くの宇宙飛行士は証言している。
  • 小高い山の上に立派なお寺があって高僧と呼ばれる爺さんの前に私は座っていた。師は言った。「そう慕ってくれるな。お前の目は子犬のようだぞ。尻尾があれば全力で振っているのではないか」私はきょとんとした。師の手が私の頭の上に置かれ私は目を閉じた。目を開けると廃墟だった。
  • 昔の読んだ本に、こんな表現があった。……「否。百万遍も否!」……書き手は強い否定を表現しようとして、そう書いたのだと思うけど。当時は、けっこう紋きり表現になっていたんじゃないかな。……「否。光が行き着けぬ、億万光年先の、果てしなき宇宙の果てまでも、否!」……とか、どうだろう?ちょっと中2っぽいかな。
  • ひとり不買運動は、けっこうやってるよ。こっちのコンビニはスルーして、あっちのコンビニに行くとかだ。
  • ラッパみたいな猟銃を手に、蝶を追った。撃とうとした羽が虎の顔で、危うく食べられそうになったところに鳥の群れ、けれどそれは波うつ波で、ぼくは嘴みたいな船につかまった。以下、逆しまに見るとすべての伏線が回収される運びなのだった。
  • 目を覚ましたぼくは、まだドキドキしてる。とても面白い夢だった。我が無意識は大したストリーテラーだなあ、って感心するけど。れいによって書きおこすことは叶わぬのだから。ただ「ああ、面白かった」が書き割りのように浮かんでいるだけ、とも思えるのだった。