猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • いきなり彼女は服を脱ぎ始めた。裸の女は僕を睨みつけると、皮も脱ぎ始めた。肉も脱ぎ捨て。白い骨になった。「さようなら」って声がして、すべては塵に。そして一陣の風が吹き。綺麗さっぱりだ。びっくり!
  • メロスは激怒した。腸が煮えくり返り、激情のマグマは胸を焼いた。沸騰した血は蒸気となって頭に上った。顔、真っ赤。憤怒のあまり目眩がした。繊細な小娘のように。メロスは倒れた。脳の血管から、怒りっぽい魂が逃げ出したのだ。
  • お葬式が終わり、ひと月もしてからである。友人の姉さんの遺影の前に座った。歳の離れたお姉さんで、友人にとっては母のような方だったらしい。お焼香をすませ。沈黙の時。ガラス戸の向こうに、木蓮が咲いていた。友人が鼻をかんだ。鼻の頭が赤い。「天気がいいと、花粉もくるよね」