猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話かいた

頭が重いと思って鏡を覗くと、頭の上に墓石が立っていた。お坊さんがお経を唱えにくる。線香を焚く者もいる。お供えの花が枯れる、蚊がわく、いいことなしだ。だが一番、腹がたったのは肝試しにくる連中だ。頭にきて墓石を投げ捨てたら、木の芽が出ていた。桜?
 
姉の証言に従い我が出生の秘密を探らんとして橋のたもとまでで来ると、河童がいた。河童は手にした胡瓜をこちらに突き出し、威張っている。僕はポケットから包丁だした。河童は鋭い眼光で胡瓜をお皿の上にのせた。僕はそれを乱切りにして塩をふった。河童が泣きだした。「お、王子
 
「鏡よ鏡、この世で一番、お前のそばにいて、毎日、ピカピカに磨き上げているのは誰だろう、見てのとおり私は金槌を手をしているぞ、そこのところもよーく考えて、答えて欲しいのだが、
 
部屋は海岸。床には波に打ち寄せられた、がらくたの数々。嵐が訪れ、去ったのだ。いまは凪。寝台から立ち上がろうとして、そいつを踏んだ。巻き起こる渦巻き。這いつくばった風が、まだいたみたい。