2017-08-06 こんな句よんだ 五七五 暗闇に空き缶転がす野分かな 台風の近づいた夜。空き缶の転がっていく音が聞こえた。強い風に煽られて、かなり遠くまで通りを転がっていったようだった。少しビックリした。 黒日傘鳥居の影で涼みけり 黒い日傘を持ったお婆さんが、鳥居の側で休憩しておりました。って句である。 プンプンの途中で風鈴響きけり
2017-07-30 こんな句をよんだ 五七五 打ち水にビーチサンダル履きにけり 日暮れどき、打ち水をしようと思いたち。今日、買ったばかりのサンダルを履いて外に出た。って句である 街路樹の下で運ちゃん3尺寝 ホテルの前に街路樹がもこもこ茂っている場所があって、そこに止まっているタクシーの運転手さんが、気持ち良さそうに寝てました。
2017-07-27 こんな句をよんだ 五七五 穴掘って埋め戻しして夕端居 ※「端居」(はしい)辞書をひいたら。家の端近くに出ていること、風通しのよい縁側などに出ていることって書いてあった。夏の季語。 蝉時雨グラス傾け氷喰う 午後7時。長声一発。出航を知らせる汽笛が遠く聞こえた。氷水を飲み干すと、蝉の声。なんとなく勢いで氷まで食べた。