猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2010-08-30から1日間の記事一覧

こんな話を考えた 「小人さん(黒)」

小人さん(黒) 友人Kの家には小人さんがいる、らしい。少なくともKはそう信じている。だが懐疑もあるようだ。 「なぜ小人さんは目撃されないんだろう。靴が磨かれていたり、書いていないはずの原稿が仕上がっていたり、洗濯物がたたんであったり、確かに…

煙る雨やんで響くよ虫の声

【俳句】煙る雨やんで響くよ虫の声──夜、雨が降った。唐突に雨がやみ、外を見たら。今度は暗がりに虫の声がクリアに響きはじめた──という句である。

影追えば黒装束の小人さん

【俳句】影追えば黒装束の小人さん──部屋のすみを黒い影が走った、それは忍び、忍者の小人さんであった──という句である。

布団干しみるみる迫る雲の峰

【俳句】布団干しみるみる迫る雲の峰──布団を干した。少しひんやりした風が吹いて、外の方に目をやると空が陰りだしていて、見上げるとに盛上がる積乱雲が迫ってきていた。あぶないところであった──という句である

宵の星かすめて飛ぶよ黒い雲

【俳句】宵の星かすめて飛ぶよ黒い雲──まだ空は明るいけど明星の光は強く、大きくみえた。そこを黒い雲が横切っていった──という句である。

海風にのって過ぎ行く雲の群れ

【俳句】海風にのって過ぎ行く雲の群れ──横になって空を見ていたら、海の方角から次々と雲が押し寄せ、通り過ぎていった──という句である。