2013-01-01から1年間の記事一覧
「保存アイコン」の図案をまた描いた。子グマが大切な蜂蜜を抱っこしてる様子を描いたつもり。コンセプト(?)は……save=大切にしているものを、失わないようにする……で前のと同じだ。><
「保存」を表すアイコンを考えてみた。上の絵がそれ。どうしてこんな図案にしたかっていうと。英語、「save」の基本イメージを検索して調べたら、「大切にしているものを、失わないようにする」って感じだよ、って書いてあったから。なぜパンダかっていうと…
Message in a Bottle ♪
パンダのしっぽは、やはり黒かった。ずっと動物園のひとが、ペンキで白く塗っていたんだ。
風もない春の午後。桜の下をパンダが歩いていると、はらはらと舞う花びらが頭の上に落ちてきた。次の花びらも、次の花びらも、パンダの頭の上にのった。その様子は訓練された落下傘部隊さながら。花びらたちはパンダの頭の上が好きなようだった。
眼鏡拭く午後や蛙の目借り時
紙の皿かぜでとんでく花見かな
失恋をしても、お茶は飲む。手にしたドーナツをまじまじと見て、パクリと食べた。ふと思う。ドーナツの穴はどこにいったのか?……虚空……失くした恋のモニュメントはそこかしこに満ち溢れ、ぼくの胸でもぽっかりと口を開けているのだ。あーあ。なんだか痛い。 …
花吹雪お握りふたつのベンチかな
夢は灰色の余白。かつてはあったのかもしれない、なめらかな白の上に描かれては消されをくり返し、たわんで滲んだ薄い汚れ。光の下でも現れる、空の歪み。何度となく打ち消されつつ浮かび上がる、午後の亡霊なのだ。 病院に行って、しばらく待合室で時間をつ…
春眠暁を覚えず、っていうけど。暁って日の出まえじゃん。 春じゃなくても、見てないよ。
春分やぬくぬく靴下ぬいでいく
山鳥と桜見上げて躓いた 切り株によいしょと座る老婆かな 偏頭痛ゆびで押さえた落椿