猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話をかいた。

殺し屋。ミスター・パーとミスター・ナーは仲良しの二人組。最強のパーとナー。
 
「こんな夢を見た」という文を読み、ミスター・パーは腕組みしてこう思った。冒頭から夢オチかよ。試しにペンをとり自分でも「こんなゆめをみた」と書いてみた。なかなか気分が良い。夢の話なのだし、無責任な気持ちになれる。またなんとなくだが、忘れていた夢を思い出せそうな気にもなる。……「見てもいない夢まで思い出せそうだ」……とミスター・ナーは言った。
 
……広々とした道を車で走っていた。助手席にはタブレットを持った子供がいて、ナビゲーションをしてくれるようだ。……「目的地は右方向ですが、左折です。左の車線に入ってください」……見渡しは良いのだが。立体になってる交差点がいっぱいあって、なんだか分かりにくい。ナビゲーター曰く。
……「あそこに、緑色の池が見えますね。龍の池です。龍ケ池高校前を右に曲がり、街道沿いに行くと竜の国に至ります。その向こうのこんもりした森は、虎の森。虎之森高校前をやはり右に曲がり、ず、ずっと行くと虎の国です。竜の国も虎の国も百キロくらい遠いですが。そういえば龍の国と虎の国は戦国時代、ライバル同士でしたね。ちなみに竜虎の国と、ここに竜虎の地名が近接してあることは、まったくの無関係です」……とのことだった。以上。きのうみた夢の報告おわり。