猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな話を書いた

おぼろな月が浮かぶ別れ道で、右目と左目の喧嘩した。右目は左の道を、左目は右の道を行くと言い、言葉どおりに行ってしまった。残ったぼくはぼんやり。切り株に座った。いずれ帰ってくると思う。たぶん。 「30分お喋りダイエット」「パジャマ・プリンセス…

こんな話を書いた

「三角形の一辺は二辺より短い」と彼女は言った。要するにそれは、近道して行こう、という意味だった。空き地に入り四角い敷地の対角線を歩いた方が道路ぞいに行くより、なるほど歩く距離は短くなる。空き地の砂利を踏みしめつつ私は言った。「二点間の最短…

季語【蛙の目借時】について

「蛙の目借時」(かわずの めかりどき) という季語を見つけた。手元の歳時記によれば。晩春、蛙が鳴きだす頃のことで、うつらうつら眠いよね、って季語らしい。それはいいんだけど。「かわずの めかりどき」で9文字だよ。これで俳句つくるの難しくね?…と…

こんな俳句をよんだ

綿埃ひとつ拾った春の朝 吹く風に顔をそむける春マスク 早春の早歩きすたすた…… 三叉路におぼろな月と人の影

こんな話を書いた 

家の近くに三叉路がある。別れ道なのだが。丁字路というよりY字路になっていて道に挟まれてある家は川に浮かんだ島か、あるいは船のようにも見える。極端にいえば三角の家で、舳先にあたる箇所は鋭角だ。この三叉路に立つたび何かしら不安になるが。なぜか…

こんな俳句を書いた

駐車場 海猫も降り立つ広い青 潮風に犬はくんくん海猫渡る 春おなかポンポンがいっぱい

今日ツイッターで思いついた AA

( ´-`)。o O(…プーしたくなった、orz …) ( ´-`)。o O(……………orz ぷぅ…………) ( ´-`)。o O(……orz ………………………) orz。o O(……… ( ´-`)……………)

ぴょんぴょん兎

ぴょんぴょん兎。兎が考えるに兎の取り柄は王様ではないということだった。ぴょんぴょん。いきなりだ。問いに先立つ答え。うさぎはくまの部屋を尋ねた。ピンポーン!答を変えるための問いが必要だ。くまは肩をすくめた。飛躍だよ。

こんな話を書いた

分厚い煉瓦のような本だった。ずっしり重い。 それは顔の本だった。開くと一人の顔があって、まるで迫ってくるよう。開いても開いても人の顔。最後のページも同じ。ただし良く知ってる顔だった。不安になり席を立った。鏡はどこだろう。 無人島にひとりの男…

こんな俳句をよんだ

春の午後樋にかかったゴムボール

春の猫、こいっ

浮かれ猫の声って今年はまだ聞いていない。夜中になかれたら、なかれたで、うんざりするものだけど。「春の猫」という季語は面白いから、少し待ってる自分もいる。春の猫、こいっ。春猫の鳴き声を耳にする前に、「春の猫」の句が出来てしまう事態は避けたい…

こんな俳句をつくった

ゴミ袋手に見上げれば春の星 春うらら猫も旅立つすかしっぺ …(b・(ェ)・)b

こんな話を書いた 

春がきた。マフラーをとったらウナギだった。ぼくは言った。「おー、マイ、ガッ!」ウナギは答えた。「気づいてくれて、良かったよ」 ぼくの彼女は背が高い。約7メートルと21センチ。だからパンプスは履かないって彼女は云うのだが。こういうの焼け石に水…

俳句と折り紙って、すこし似てると思う。

そもそもは旅がある。すべては旅、とも言えるのだから。はじめに旅があった、としても不思議ではない。彼は歩く。歩いたその足で何かを思う。思いは広がる。とめどなく。旅人はそれを畳むこと思いつく。幾重にも折り、形を整える。だいたい575という形を…

こんな俳句をよんだ 裏道に予鈴も響く春の午後

──裏道に予鈴も響く春の午後 近所に学校があって、校舎の北側の道は細く暗い。歩いていたら予鈴がなって、少し胸がざわついた。すぐにもうぼくは関係がないのだ、と思いほっとしたみたいな気持ちになった。──という句である。今でもたまに学校の夢をみるのだ…

こんな俳句つくった

寒明けて病院に向かう日和かな ベランダで猫ものびする寒の明け

すこし道に迷った

いつもは真っすぐ行く角で曲がったら、知らない道だった。日は沈みかけ、四角い建物の四角い窓に明かりがついた。公園があって並木があって煙突があってサイロがあって、ぜんぶ見知らぬシルエットだ。空には糸くずみたいな月がかかっていた。

こんな話を書いた ツイッターで

病室でうつらうつらしていた。ふと気づくと、開いた本の上に蟷螂がいた。淡いグリーンでとても小さいが立派な鎌を構えている。開かれた草原に降り立った蟷螂。無意味な文字が波打つ草だ。とても無意味。慌てて本を閉じたい衝動にかられた。死神さんって意外…

こんな俳句を書いた  寒あけて関数収縮の子猫かな 

──寒あけて関数収縮の子猫かな 今日。ツイッターで「みんな、シュレーディンガーの猫、好きだなあ」と書いたら、「…猫は箱の中に居るんじゃなくて皆の頭の中に居るんだよ。にゃあ」ってochagashidouzoさまが返事してくれたのだった。それで、あれこれ書きな…

こんな話を書いた ツイッターで

クロに新しい体を与えた。タイプはアメリカン・ショートヘアだが色は白。クロという名の白猫になってしまった。ずっと、うずくまっている。まだ慣れないようだ。私も同じ。まだ新しいアバターには慣れていない。ので、リストカットしてる。 外から帰ってきた…

小林一茶の猫ってカワイイ

小林一茶の猫ってカワイイ。「春雨や猫に踊りを教える子」…カワイイ。「猫の子がちょいと押へる落ち葉哉」…カワイイ。「綿くりやひょろりと猫の影法師」…カワイイ。「あまり鳴いて石になるなよ猫の恋」…参考になります! ──────────────────────────────────…

こんなマンガかいた 

お前なんだか 豆とか武器にして戦いそうな顔だよな

こんな俳句をよんだ ツイッターで

戯れに跳ねて転んだ赤い鬼 立春や歯磨きしてる寝ぼけ顔 立春や逆立ちをして立ちくらみ 喰うたなら出さねばならぬ春

ちょっと息抜き

こんな俳句をよんだ ツイッターで

三叉路に手袋ひとつ落ちていた …(>(ェ)<) 春隣ぬくぬくスリッパ脱いでいく 板チョコや正拳一発粉々さ きのう?Kumappusさまのつぶやきを読んで「きのうより夜道は凪ぎ春隣」と書いたら、「風吹けばシロクマ寒し仮の春」って返してもらった。Kumappusさま、…

こんな話を書いた ツイッターで

孤島で一人。僕はお酒を飲んで暮らしていた。空き瓶の数だけが僕の記録だ。人並みに淋しくなり。瓶のラベルを剥がすと僕はメッセージを書きこんだ。「たすけて」と。沢山の瓶を海に流した。翌朝、起きると砂浜には沢山の瓶が漂着していた。「たすけて」と書…

こんな話かいた ツイッターで

ぽっちゃり王宮は軍に囲まれていた。警備のために配備された戦車であったが、緊迫した状況に変りはなかった。大臣は気もそぞろ。早急に声明を出し人心を掌握すべし、と主張していた。帝王学を学んだぽっちゃり王は答えた。……まあ、待て。メニューを見ながら…

こんな話を書いた ツイッターで 

じつはぼく女なんだ…とBは言った。私としては気にしない。でも会うたびにBは言うのだった。…じつはぼく女なんだ…私とBは特別な関係という訳ではないし、そんな関係なるに予定も予感も全然ない。でもBは言うのだった。…じつはぼく女なんだ…。#twnovel じ…

こんな話を書いた ツイッターで

夕暮れ。空に高くのびてゆく飛行機雲を見た。南の青空を背に銀色に輝く翼。でももうぼくは憧れない。異国の街も海も。となりには春めいた君がいて。握りしめた手があるからね。 一人ベンチに座り。ピーナツバターサンドを食べていたら。…一緒に食べませんか…

こんな俳句を書いた ツイッターで

硝子窓ふれた向こうの春隣